みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。台風14号が接近しておりますが、被害なく通り過ぎることを願っております。
今日はお客様よりいただいたお問い合わせに対してお答えします。
「お庭や鉢植えの椿の葉に艶がない・・・しかも何か黒っぽい。」そんな状態がこちらです!
やすりで削ったように艶がなく、灰を被ったようにすすけているのがお分かりでしょうか?
手で持って近づいてみると良くわかります。この品種は【寿・ことぶき】
実はこれ、この椿を覆っているモミジ(紅葉)に発生するアブラムシ(モミジニタイケアブラムシと言うらしいです)が関与しており
雨風で椿に落ちてきた糞に含まれる菌により葉が黒くなり「すす病」状態となっている様子でした。
モミジの木を剪定&殺虫消毒することで原因は解消されますが、お茶花などの絵利用を予定している方は少し濡れた布などで葉をふき取ることで綺麗にはなります。
庭木はいつの間にか大きくなっていることも多いので周りの樹木との調和も含めて一年に一度は剪定を行うと良いですね(^^)
元気な椿は下の写真(品種は【岩根絞・いわねしぼり】)のように深い緑で艶のある葉が特徴ですので参考にしてください。
全国的にもそろそろ早咲き椿が咲く季節を迎えます、ご自宅の椿の状態を一度確認してみてください!
本日も椿園のブログをご覧いただきありがとうございました。
みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。本日の生産農園作業では夏に生えた草取り作業と秋の肥料を与えています♪
ちなみに一枚目の写真は「18cm接ぎ木中苗」の作業、土の表面が白く乾きすぎているように見えますよね・・・
ですがこれで大丈夫なのです。気温30℃オーバーと残暑厳しいこの時期でもこれぐらい乾いてから水をたっぷりとあげるようにしています。
それにより椿の根は水分を求めてぐっと強くなりさらに根を張り成長していきます。
そして鉢植えに与えている肥料は動画でもお伝えしている「化成肥料・かせいひりょう」になります!
作業の傍ら【西王母・せいおうぼ】が何輪も色付き始めていました!(^^)
お客様との会話でよく言いますが「椿のシーズンは西王母で始まります」とお伝えするぐらい
まだ暑いこの季節から花を楽しませてくれる素晴らしい園芸品種のひとつとなっています(^^)
本日もブログを見ていただきありがとうございます!椿の専門店 椿園をよろしくお願いいたします。
みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。昨日は34℃、本日も30℃超えの残暑厳しい生産農園です(^^;)
この暑さに負けず咲き始めた椿は【月兎・うきうさぎ】です!
水やりと風の影響で痛んではいますが、これからたくさんの花を楽しませてくれる早咲き椿♪咲き進むとこのよう花姿になります。
純白で抱えるように咲き始めるこの花は、秋の夜空に輝く月のように「まんまる」な形が魅力です。
そして、この花の特筆するべき部分は花粉となる雄蕊の一部が花弁となり、月の模様を想像させるような花姿に見えることです。
今までの椿に存在しない開花特性と花形、10月中~下旬頃より安定して咲き始め12月に一度目の見頃となる開花期など、
見どころ満載の新花として2016年に発売しました。
「絵日傘・えひがさ」を親として、江戸椿を代表する花「羽衣・はごろも」を交配した独創的な美しい椿をお楽しみください。
椿園作出のオリジナル品種です。(2016年12月24日発表)
今シーズンも椿園をどうぞよろしくお願いいたします。