突然ですが、当園の事務所と会長のご自宅はお向かいさんです。
手の行き届いたお庭には立派な木立の椿が多数植えられていまして、
休日を挟んで出勤してみると太神楽(だいかぐら)という椿がきれいに咲いておりました。
また初代の著書の引用になりますが、
濃紅地、または紅地に大小白斑、あるいは雲状に入る獅子咲きか、牡丹咲きの大輪で
盛り上がって咲く。花径は10cmほど。花期は10月上旬から4月上旬。
とあります。
清緋という尾張地方特有の呼び方もあります。
ボリュームのある花で赤と白のコントラストが非常に綺麗です。
早咲きですが長い期間お楽しみいただける椿ですよ♪
10月ももう半ばですね。
「秋の日はつるべ落とし」のとおりにすっかり日が暮れるのが早くなりました。
ミツバチ達も仕事を早めに切り上げて巣箱に戻ります。
世間では実りの秋というように様々な植物が果実をつけたり、
それを動物が食べて肥えて冬に備える、そんな季節ですね。
ミツバチの世界においては、冬越し前に食料を貯めるべく花を探し回ったり、
ついでに周りの群れから貯めてある蜜を盗もうとしたり、
逆にミツバチを食べて太ろうとするスズメバチと戦ったりと、
中々目を離せない時期でもあります。
幸い、稲沢市は当園の椿を含む蜜源植物に恵まれていて餓死したり
盗みを働く蜂が現れるような事はないですし、
今年はスズメバチが全然姿を現さないので穏やかに過ごしております。
あまりにもスズメバチが弱すぎて、拍子抜けを通り越して心配になるほど。
ミツバチの天敵とはいえ、自然の一部であるのも確か。
ちょっと気になる、今年の気候。
八開