こんにちは、日差し豊かな日々のおかげで着実に顔が黒くなってきております(涙)
半日蔭が好きな椿。総称して「陰陽樹-いんようじゅ-」とも呼ばれますが日当たり良好でも育ちますよ!
良くお問い合わせされるのは、「夏はどうすると良いですか?」という質問。
庭植えでしたらそのままで全く大丈夫。他の植栽樹木同様、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。
鉢植えの方、夏季の日中暑い時間(10時頃~15時頃)が日陰になるような場所で育ててください。
寒冷紗の下や庭の樹木下等の場所でも良いです。
水が心配な方、受け皿に水を張っておいても大丈夫ですが、水が腐る前に交換してくださいね。
こんにちは、椿の育て方に関し、専門書ではなかなか書いていない事をこのブログで紹介したいと思います。
本日は「胴芽を吹く」と言う言葉の意味や現象、仕組みについてご紹介。
4月の成長期から6月の梅雨入り期までや晩秋10月~11月によく見られる成長過程で、
生育好調で元気な椿や、接木の椿にて枝数が少ない苗ほど以下の画像のような現象になります。
幹からタケノコ状の芽が発生・成長して枝になります。 肥料が上手く効いていると右上の画像のように蕾も付けます。
木の幹=胴から芽が出来伸びるので「胴芽を吹く」と呼んでいます。
大木やある程度育っている椿の枝を切り戻したりした場合もこのように胴芽を吹きます。
我々専門家としては、椿苗のボリュームを出したい時に胴芽を吹かすという事も行っております。
ご質問・もう少し教えて欲しい等はメールでよろしくお願い致します。
こんにちは、暖かい無風の本日でしたが最近花粉症がピークで風邪のような症状です(T_T)
今日は夏に挿木した苗の鉢上げをしておりました。各品種元気に根が出ており、ここまで順調です。
根がしっかり出ているか、新芽が出ているか、葉の状態は良いかなど、厳しく確認して
当園では9cmポットにやさしく植え込みます。
植え替えた直後~一ヶ月が活着の勝負で、少し日差しを和らげる寒冷紗や潅水頻度など、苗の状態を見ながら管理。
椿は生育の初期段階で失敗するとほぼ成長できず枯れてしまいます。
販売している12cmポット苗になるまで最低約三年、大切に育てて出荷しています(^^)
椿の開花シーズンは5月中旬程で終りますが、今後も佐藤椿園をどうぞよろしくお願い致します。