こんにちは。椿の特徴の一つ、それは「桜のようには開花しない」という性質です!
園芸品種椿の花は吉野桜のように一斉に咲いて一斉に散る訳ではありません。
一つ一つの花が順番に咲いては「ポトリ」と美しく散っていきます(^^)
それが花の説明に付いている「開花時期」や「開花期間」「花期」と呼ばれる期間なのです。
日本の椿シリーズ、本日は「常満寺-じょうまんじ-」をご紹介します。
花の開花時期:新春2月頃より4月まで花が咲きます。
花の特徴:鮮やかな桃色、一重で大きな筒状に咲きます。中輪~大輪花で花径は5㎝~9㎝程度です。
常満寺椿の特徴と歩み:関戸太郎庵の種子より生まれた椿で愛知県犬山市の常満寺には
今も原木が存在しています。母樹である関戸太郎庵より花のサイズは大きく、
立派な大輪(10㎝程度)で咲くこともあります。
花形は親である関戸太郎庵や太郎庵に似ていますが、サイズは親より大きく立派な花です。
蕾が大きくふくらむ花姿も素敵であり、茶席に用いられる茶花として太郎庵の系統は
現在でも重宝されております。
<太郎庵系統図>
※椿園初代園主出版の「日本の銘椿」より掲載しております。
椿園の生産農園では椿の血統と品種をしっかりと守り継ぎ、花と品種が一致する
間違いのない椿の苗木をお客様にお届けしております。
親木の管理をしっかりと行い、何百年も前からこの花が咲いていたと思える喜びも一緒に
お楽しみくださいね(^^)
こんにちは。9月も中旬を過ぎようとしており、食にレジャーに紅葉にと楽しみな秋を迎えています!
椿の魅力の一つ、それは見る事ができる花が少なくなる秋10月頃から早春3月頃に
花が咲くことです。 冬のお庭に椿は定番です(^^)
写真の花は2月の雪の日。色が濃くはっきりと主張する椿の花は白雪との景色も似合います♪
左:紺屋小町-こんやこまち- 右:タマアメリカーナ
椿の植え付けは暑さ和らぐ秋9月以降であれば、梅雨入りまでいつでも大丈夫です。
冬のお庭に色を付ける椿をまず一本いかがでしょうか?
椿園では生産農園で一本一本育てた椿の苗木をお届けしています。
どうぞよろしくお願い致します。
こんにちは。夏の生産ハウス内は40℃を遥かに上回る温度になります(^^;)
椿の鉢に生える草もぐんぐんと大きくなるので人海戦術で一斉に草を抜きます!
もちろん一日中草取りは辛いので、出荷準備や灌水など作業時間を区切って行います。
。。。とカッコイイ事いっても、生産農園のスタッフは5名ほど。。すぐには終わりません(涙)
草は水分と同時に肥料分も吸い上げてしまうので、できる限り早い段階で取りましょう!
生産と共に販売も行っていますので、椿の性質や特徴をしっかりと把握しています。
椿の購入時や購入前後にご不明な点がございましたら何なりとご質問ください(^^)
花を見る機会の少ない秋や冬に椿の花を楽しみませんか!?