みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。先日のブログでご紹介した【三浦乙女・みうらおとめ】を撮影して早速動画公開しました♪
立体的に咲き進む花姿はまるでバラの花のようです♪ やさしい桃色でふんわりとした八重咲き~千重咲きの大輪花は3月~4月に見られます。
原木は神奈川県三浦郡葉山町の個人宅にあり、秩父宮妃により命名された椿と言われています。 ※日本ツバキ協会認定 優秀古木ツバキ登録台帳2017年版を参照しました。
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みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。今日は寒く農園は雪がちらついております!
ハウスに入ると暖かく【玉之浦・たまのうら】が咲いていました♪
写真のように紅色白覆輪花ですが、この幅は浅く深く、時には糸状の覆輪や紅花単色にもなります。
真っ赤なヤブ椿が突然変異した花として希少なこの椿、原木は長崎県五島列島の父ヶ岳南方玉之浦町に自生していました。
交配種の一例:友の浦(とものうら)、秋の宴(あきのうたげ)、玉本阿弥(たまほんあみ)
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みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。 本日は【卜伴椿・ぼくはんつばき】の動画を撮影して公開しました♪
この椿は全国各地で様々な呼び名がある花になっており、椿園のある中部地方では「白芯卜伴・はくしんぼくはん」、関西地方では「月光・がっこう・げっこう」などの名前で愛されている椿です。
また、特徴ある花の解説や卜伴咲き(唐子咲きとも言います)の仲間たちも動画の中で紹介していますのでお楽しみに!
撮影日:2024年2月17日 椿園(株)生産農園畑にて
ここで今回動画を作成するにあたり、どのような歴史があるのかを少しだけ調べてみました(^^)マニアックな部分ではありますが解説させていただきます!
卜伴椿は江戸時代より愛された花の一つとして「増補地錦抄・ぞうほじきんしょう」(宝永7年1710年-享保18年1733年に発刊された植物園芸書 著者:伊藤伊兵衛)にも紹介されている椿の一つです。
古い書物ということで国立公文書館デジタルアーカイブデータにて調べてみたところ、20冊あるシリーズの内、2巻と9巻には椿の絵図や品種名、その解説がされており「卜伴・ぼくはん」のほか沖の浪、玉手箱、緋縮緬、一休、侘助など、令和6年の現代には姿を見ない園芸品種などが多種にわたり名を連ねていました。
今も昔も人が夢中になることができる園芸文化、多くの皆さんに愛されてきたツバキの存在を知ってもらいたいですね!
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