椿 接木(つぎき)の準備は年内から始まります♪

こんにちは。三代目の幹大です♪ 雨上がりですが暖かい朝を迎えております。

12月3日のブログにてご紹介させていただきました「接木苗」ですが、実際の作業は2月頃より始まります。

作業前の大切な準備は、接木した椿を植える「接ぎ床-つぎどこ-」の土づくりです。

耕運機を使い何度も耕し、有機肥料をすきこみながら肥沃な大地を作ります。

有機肥料には微生物が含まれており、活性を促すことで肥えた土に育てることができるのです♪

写真の苗木は2月に接木をして元気に成長している椿です♪(鉢の上に見える黒丸は庭木の肥料です。)

椿に限らず植物は根が命です!台木の山茶花(サザンカ)はびっしりと根を張りますので、その上で育つ椿も生き生きと成長します(^^)

良いつばき作りは良い土づくりから始まります!これからも接木に関する情報を発信していきますのでご覧ください♪

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。