2008年5月5日 青森県夏泊半島②

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風雪厳しいこの地方、海岸沿いに群生する椿の葉は、吹き付ける潮風によりもぎ取られ、椿の樹形は傘状となってしまっていた。

「新芽が伸びる、風に吹き飛ばされる」を繰り返すため、樹高2mになるのでさえも数十年かかるように思えた。

海岸に面するヤブツバキすべてが山側へ倒れるように自生しているのも、この地で自生する厳しさを物語っていた。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。