椿 苗木の高さを抑える方法

こんにちは。

今日は苗木の高さを抑える方法をご紹介します。

とは言いましても主軸のてっぺんを切るだけなのですが、

これをすると上に伸びる力を抑えることになり、その分横幅が出てくるため、

ボリュームのある木に仕立てることができます。

コツとして鋏を入れる位置の根元に芽が形成されているか確認をすることです。

芽が無い場所で切ってしまうと、おかしな場所から芽が伸びて樹形が崩れてしまう場合があります。

言葉ではなかなかお伝えできないので写真をご覧ください。

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分かりづらいですが二枚目の写真の葉の付け根に小さな芽があります。

高さを抑える時に限らず、枝を切るときのコツは「芽を残すこと」です。

自分の手で剪定するとより愛着がわくのでチャレンジしてみてください♪

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。