椿 梅雨入り

こんにちは。

六月になり梅雨に入りましたが、愛知ではなかなか雨の降らない日が続いております。

天気が良く風が強いと椿園の鉢植えを生産している農場の場合、二日に一度は水やりが必要になります。

水が切れている椿はまず、先端の柔らかい新芽に近い部分(伸びたばかりの枝が固まっていない緑色の枝)がしおれてきたり、

枝先の葉っぱがくたっとおじぎをしてきます。

葉が茶色く変色し、落とさずにそのまま枝枯れをしてきたら危険信号です。

鉢の場合は土の表面が白く乾いてきたらたっぷり水をあげてください。

地植えの場合は基本水やりは必要ない場合が多いですが、植栽して一年未満の木は根が成長過程の為、水切れを起こしやすいです。

しばらく雨が降っていない時は、椿が水を上げにくい高い部分の葉っぱや新芽を見てみましょう。

今年はまだまだ涼しく成長も期待できるので、晴れの日が続く時はお庭の椿をちょっと注意してあげてくださいね。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。