10月ももう半ばですね。
「秋の日はつるべ落とし」のとおりにすっかり日が暮れるのが早くなりました。
ミツバチ達も仕事を早めに切り上げて巣箱に戻ります。
世間では実りの秋というように様々な植物が果実をつけたり、
それを動物が食べて肥えて冬に備える、そんな季節ですね。
ミツバチの世界においては、冬越し前に食料を貯めるべく花を探し回ったり、
ついでに周りの群れから貯めてある蜜を盗もうとしたり、
逆にミツバチを食べて太ろうとするスズメバチと戦ったりと、
中々目を離せない時期でもあります。
幸い、稲沢市は当園の椿を含む蜜源植物に恵まれていて餓死したり
盗みを働く蜂が現れるような事はないですし、
今年はスズメバチが全然姿を現さないので穏やかに過ごしております。
あまりにもスズメバチが弱すぎて、拍子抜けを通り越して心配になるほど。
ミツバチの天敵とはいえ、自然の一部であるのも確か。
ちょっと気になる、今年の気候。
八開