実りの秋

10月ももう半ばですね。

「秋の日はつるべ落とし」のとおりにすっかり日が暮れるのが早くなりました。

ミツバチ達も仕事を早めに切り上げて巣箱に戻ります。

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世間では実りの秋というように様々な植物が果実をつけたり、

それを動物が食べて肥えて冬に備える、そんな季節ですね。

ミツバチの世界においては、冬越し前に食料を貯めるべく花を探し回ったり、

ついでに周りの群れから貯めてある蜜を盗もうとしたり、

逆にミツバチを食べて太ろうとするスズメバチと戦ったりと、

中々目を離せない時期でもあります。

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幸い、稲沢市は当園の椿を含む蜜源植物に恵まれていて餓死したり

盗みを働く蜂が現れるような事はないですし、

今年はスズメバチが全然姿を現さないので穏やかに過ごしております。

あまりにもスズメバチが弱すぎて、拍子抜けを通り越して心配になるほど。

ミツバチの天敵とはいえ、自然の一部であるのも確か。

ちょっと気になる、今年の気候。

八開

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。