椿 接木の時期です♪②

こんにちは、

昨日の続きで、接木椿に使用する台木「サザンカ」についてです。

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使用するサザンカは「勘次郎-かんじろう-」という品種、挿木で育てて5年~7年の物です!

椿をなぜ「接木」するかと言うと、「根」の性質が全く違うからです。

簡単な説明として、椿は根の数が少なく地表を這いやすい特性があり、サザンカは八方放射状にたくさん発根します。

根の数が少なく地表を這うと夏の水切れや日照りにより弱る事があります。

そして何より、接木苗は環境変化に臨機応変耐えられる特徴も持ち合わせます。

当社では、そのサザンカでも一番強健な品種を使う事で、椿がより元気に成長できるようにしています。

明日は接木直後の状態と、管理について少しお話しします♪

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。