名古屋城の街園と名城公園への植栽前準備

こんにちは、「やっと秋が来た」と思う数日。三連休もどこ吹く風とばかりに椿を掘り上げております。

明日15日は題名の通り名古屋城にて椿の植栽です。

「名古屋中ライオンズクラブ様 創立50周年記念」として名城に寄贈される事となりました。

名古屋城の御殿椿と呼ばれる椿も何本か有り、威風堂々とした素晴らしい木姿の椿です。

積車_縮小400  袖隠し30年物_縮小400

右側の写真の一本は「袖隠し」と言う名古屋城御殿椿の一品種。

「巨大輪で純白の美しい花姿に惚れ、袖に隠して持ち出した」といういわれのある椿です。

当園ホームページの椿 多彩な品種紹介にも花が掲載されております。

その他、白・絞り・桃・覆輪と多彩に咲き分ける「尾張五色椿」は「七化け」とも呼ばれたなど、

名古屋城御殿椿には数々のいわれやエピソードが存在します。

そして来週には、さらに夢のあるプロジェクトが待っていますのでそれもまたブログでお知らせいたします。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。