椿【卜伴・ぼくはん】は「白芯卜伴・はくしんぼくはん/月光・がっこう」など地方で呼び名が変わります♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。昨日より雪がチラつく天候となっており今日も寒くて凍えています。

そんな冷たい風の吹く中、切り花を育てる畑では【卜伴・ぼくはん】が咲き始めていました。

タイトルにもあるようにこの椿は各地で「呼び名・よびな」が異なり、関西地方では「月光・がっこう/げっこう」、中部地方では「白芯卜伴・はくしんぼくはん」と名が付いていたりします。

椿の園芸種として全国的に知られている花ですので古くから愛されていたことが名前から伝わってきますね。

ちなみに写真の花は芯(花粉の出る雄蕊が花になる現象「唐子・からこ」と呼びます)の部分がやや赤くなっていますね(^^;)

花色の紅色色素が花芯までのぼってしまい霜降りのような状態になっていますが、植物なのでこのような咲き方になる場合もあります。

こちらは昨年に撮影した「卜伴(ぼくはん)咲きシリーズの紹介」動画になりますのでよろしければご覧ください。

来週からようやく暖かくなりそうですね(^^)本日もブログをご覧いただきありがとうございました。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。