椿【太神楽・だいかぐら】江戸期より受け継ぐ牡丹咲きの花♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。 季節の変わり目でしょうか?昨日は雨風の激しい一日となりました。

そんな機構の移り変わりを敏感に感じて椿の花は少しずつ咲き始めています♪本日は江戸時代より現代に受け継ぐ椿【太神楽・だいかぐら】のご紹介です。

椿は日本原産の花として歴史は古く万葉集でも詠われています。園芸品種として彩り豊かな花が登場し始めたのは江戸時代と伝わっており、今なお受け継ぐ花もたくさんあります。

この太神楽はその一つで、秋の入り口である毎年10月頃より咲き始める早咲き性質が人気です。

また春に咲く花と秋から冬2月頃に咲く花のサイズが変わることも楽しみの一つで寒い時期には8cmほどの中~大輪、暖かい春には10cm以上の大輪になります。

春のイメージが強い八重咲椿ではありますが、このように秋・冬に咲く品種もたくさんありますのでぜひお楽しみください!

本日もブログをご覧いただきありがとうございました。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。