椿【秋の宴・あきのうたげ】は玉之浦・たまのうら交配の新しい花です♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。愛知県稲沢市の日中は20℃ほどで夜は10℃以下、寒暖差により秋咲き性質の花が一気に色付いております(^^)

椿園では昨年より発売を始めた【秋の宴・あきのうたげ】が咲き始めました♪

早咲きという魅力と共に、咲く季節により覆輪幅も浅く深くと変化し、時には紅白が混じりあうマーブル模様の色味にもなります。

春遅くに咲く花は糸覆輪にも紅花にもなり、咲き始めの11月頃から春にかけての花色の変化も楽しみの一つとなっています。

生育特性として枝垂れ傾向であることと枝数が多く出ることより、盆栽風に育てる楽しみも持ち合わせています。

2009年に埼玉県の育種家・平井湊晨さんにて発表され、椿図鑑などにも掲載されている品種ですが流通はほとんどありません。

品種来歴:埼玉県の育種家・平井湊晨さんにより2009年に命名・発表となった品種。玉之浦(たまのうら)の実生である玉響(たまひびき)の実生。頌花宴(しょうかえん)は兄弟品種となっています。

彩り豊かな玉之浦ファミリーの動画もぜひご覧ください!本日もブログをご覧いただきありがとうございました。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。