椿の根巻き大苗を植えてみた♪庭植えや移植するときの参考にしてください!

みなさんこんにちは!暑くなく寒くもない爽やかな一日で農園作業がはかどります(^^)

本日は、椿園のオンラインショップで販売している【根巻き大苗】の植え方を【椿園チャンネル】にて解説しました♪

この動画は【前編】となっており、「穴掘り」「土壌改良」「植え付けの作業ポイント」「支柱で木を支える」という部分を解説します!

ちなみに、鉢植えで育てている椿の苗木であっても、鉢から出した後は同じ手順で植えます。(その場合は、根が崩れないようにやさしく鉢から抜いてください!)

後日公開の【後編】では、植え付け後の管理方法である「剪定」や「植えて2週間から半月後の様子」「肥料はどうするの?」という仕上げ部分を解説し、完結しますのでご期待ください!

【動画の補足事項】

①根っこを巻いている「麻布・あさぬの」は取らなくて大丈夫!「麻」は天然物なので土に還ります。なお、麻を取ることで根が崩れてしまうと根付きが悪くなる可能性もあるので注意!

②根っこ部分の表面が地上部2㎝~3cmほど出るように植えてください!「高植え・たかうえ」と呼びますが、そのほうが水はけも良くなり根も良く張ります。 不安だからと言って、根っこ部分の全てを地中に埋めてしまうような「深植え」をすると根腐れにより生育不良になります。

③「支柱はどれぐらいの間必要ですか?」という質問をよくいただきます。半年~1年間あれば十分に根付きますので、そのあとは外してあげてください!動画ではとても細い支柱ですが、ガツンと太い支柱であればなおさら良いです(^^)

質問や「もっとここを知りたい!」ということがございましたら、動画のコメント欄にご記入ください!

次のシーズンに良い花を咲かせるには春の管理が重要です!是非とも動画をご覧いただき、お庭や鉢植えの椿を元気に育てましょう!

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。