椿の葉、寒さや日焼けから自分で身を守っています♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。 厳しい寒さが続く1月となっています!

今日は真冬の椿に見られる現象を写真でご紹介します♪

まずはこの写真、よく見ると葉が黒っぽくなっているのが分かりますか?【品種:紅妙蓮寺】

椿も冬の寒さから身を守るため、葉の色を変化させて真冬を乗り越えます。

次の写真のように、色を変えている葉に隠れている下の葉っぱを出してあげると・・・

はい!この通り、濃い緑色です(笑) 風や太陽を浴びる表面の葉はしっかりと色を変えていますね(^^)

そのおかげで、木の内側にある葉は鮮やかな緑色、霜に当たらず咲く花は傷なく美しいです♪

椿だけに限らず、常緑樹と呼ばれる冬にも葉をつけている植物はこのようにして季節の変化に対応しています!

不思議なことに暖かくなるにつれて葉色も戻っていきます(^^)

厳冬期を頑張っている椿、暖かく見守ってあげてください!

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。