初代園主「稔」はこの花を見て「私達が椿の勉強を続ける限り絶対の花と決め、新花作り打ち込むことができた。共に苦労をなぐさめた心の花でもある。」と、自著「日本の銘椿」にて発表しています。
「ヤブではじまり ヤブでおわる」という言葉もあり、つばきの好きな方ほとんどはこのパターンが多いのです。
※ヤブツバキ(ヤブツバキ系)とは、一重(五弁花)の紅または白の花の野生種を総称して呼ぶことが多い。
最初ヤブツバキを何とも思わなかったが、品種を集めだし八重の豪華な花をみている間に、やはり一重のヤブツバキが一番好きとなってしまう。
不思議ですが、最後には一重のシンプルな花が好きになる事は多いのです。