椿 西王母-せいおうぼ-の魅力

こんにちは。農場担当の立松です。

秋も深まって朝方は少し冷える日も増えてきました。

今年になってから「西王母-せいおうぼ-」の開花は当ブログでも紹介させていただきましたが、

今日は改めて魅力をお伝えしたいと思います。

「西王母」は金沢地方発表の名花です。

枝の伸長も良く、昔から庭木や茶花としても愛されてきました。

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花弁の桃色のグラデーションが美しく、

今ぐらいの季節になると花芯の黄色も凛と濃く出るようになってきます。

つぼみの丸さも茶花として愛される理由の一つです。

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成木になると9月頃から4月頃までと非常に長い間花を楽しむことができる椿でもあり、

椿が初めての方にもとてもお勧めです。

余談ですが茶花は基本香りの無い花が好ましいと言われておりますが、

実は西王母の花は注意深く匂いを嗅ぐとほんの少しいい香りがします。

今年は切り花として枝の取れる中~大苗も良い状態で仕上がっておりますので

是非お試しください。

【西王母中苗参考】

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椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。