椿 育て方「大輪は木の力を大きく使います!」

こんにちは、昨日の寒暖差は15℃。夕方にはどっとした疲労感に襲われます(^^;)

昨日のブログの宿題であります内容をご説明させて頂きます。

「大輪」「巨大輪」系統の椿は「接木苗」にして下さいと、なぜお勧めしているのかと言いますと

花を咲かせるときに木が非常に力を使うからです。

フランシーエル_縮小500 写真は外国大輪品種フランシーエル

お客様よりお問い合わせ頂くとき「大輪系統の品種は枝振りが荒い」とよくお伝えしています。

大輪系椿は葉も大きい場合が多く、洋種(外国椿)では一枝に数枚しか付いていない場合もあります。

それでは、肥料をたくさんあげれば良いのではないか?と思われるかもしれませんが、

これもまたデリケート(>_<;)

元気が良いので、もっと元気にと思い化成肥料を多めにあげると根腐れしてしまうようです。

木の状態と花の付き具合のバランスを見て、肥料はあげてくださいね♪

花の終わる春(4月~5月)と、蕾の膨らむ秋(9月下旬~10月)が理想です。

植物や椿は、ほとんどの栄養を根から吸収しています。 根は非常に重要なのです。

椿園㈱では生育の段階で根の状態を見て、植え替えや大苗移植の判断をしています。

お客様に届いてから、椿が根付き、元気に育ち、美しい椿を咲かせて頂く事こそが我々の願いであり喜びです。

質問はメール・お電話等でお気軽にどうぞ!

今後も椿園株式会社と椿心オンラインショップをどうぞよろしくお願い致します。

 

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。