「椿の移植」に関する質問の回答④

こんにちは!ちょうど大きな親木を移植する機会があったので写真を掲載します。

ちなみに孔雀椿(接木)の樹齢50年物です。地上部3.2mの大樹です。

 IMG_1548_縮小500 掘上げ後の剪定前姿です。(写真が下手でごめんなさい)

IMG_1550_縮小500 剪定後の姿です。幹のラインと背景がしっかりと透けています。

分かりにくいかもしれませんが、全体の6割~7割ほどの葉を切り込んでいます。

IMG_1551_縮小500  IMG_1552_縮小500

樹形バランスを見ながら親指ぐらいの枝も切り落とします。

あとは移植先に移動して終わりです。 ざっくりですが説明終わります。

本日のまとめ。。。

「移植する事は根を切る事、当然上の葉や枝も切り落として地上部と地下部を均等にしてあげましょう」

よろしくお願い致します。

 

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。