新発売の椿【秋の宴・あきのうたげ】咲いたお花と一緒にご紹介♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。今シーズン2回目となる新しい椿の紹介です!

【秋の宴・あきのうたげ】を本日2021年12月28日(火)より数量限定にて販売開始いたします♪

こちらは2009年に埼玉県の育種家・平井湊晨さんにて発表され、椿図鑑などにも掲載されている品種ですが流通はほとんどありません。

2017年に育ての親である平井さんより親となる木と苗木をお譲りいただき生産を開始。

その後5年間に渡り生育することで成長過程における花色の特徴と木立ちの性質を確認しました。

花色:紅地に深い白覆輪
花形:一重筒咲
花径:小~中輪(3cm~5cm)
開花時期:11月~3月
樹勢:横張り~やや枝垂れ性質

特徴:早咲きという魅力と共に、咲く季節により覆輪幅も浅く深くと変化し、時には紅白が混じりあうマーブル模様の色味にもなります。
春遅くに咲く花は糸覆輪にも紅花にもなり、咲き始めの11月頃から春にかけての花色の変化も楽しみの一つとなっています。
生育特性として枝垂れ傾向であることと枝数が多く出ることより、盆栽風に育てる楽しみも持ち合わせています。

品種来歴:埼玉県の育種家・平井湊晨さんにより2009年に命名・発表となった品種。
玉之浦(たまのうら)の実生である玉響(たまひびき)の実生。頌花宴(しょうかえん)は兄弟品種となっています。

【Youtube椿園チャンネル】秋の宴・あきのうたげ品種紹介♪

なお、本日より椿園は年末年始の休業期間となります。発送は年明け2022年1月6日より再開いたしますのでよろしくお願い申し上げます。

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。