椿【白八朔・しろはっさく】咲き始めています♪

みなさんこんにちは!椿園の佐藤です。今シーズン初めて咲く椿の花を見るとワクワクして元気になります(^^)

切り花畑で咲いていた【白八朔・しろはっさく】をご紹介♪

二代目の父より教えてもらいながら椿の切り花に携わるようになり10年、毎年必ずと言ってよいほどこの椿には助けられます。

【初嵐・はつあらし】【白玉・しらたま】などの花を切り終わってからの12月頃、一度花の切れ目というのが訪れます。

切れ目とは、花を切り出してしまい次の花(蕾)がまだ成熟していない状態、蕾があっても切ることができない状態です。

その時に違う花(品種)を探すと咲いている椿がこの白八朔。

あまり聞きなれない名前かもしれませんが、ここ椿園の所在地でもある中部地方に古くからある品種として昭和6年の中部椿の番付表の上位に記載されており、

「名城つばきの会」による「尾張椿名鑑」には「別格貴品」として名が記されています。

葉の大きさと蕾の対比も美しく、皆さんにぜひ知っていただきたい椿の一つです(^^)

椿な人達

椿園三代目園主 佐藤 幹大

椿園三代目園主
佐藤 幹大

椿園は昭和23年の創業以来、椿樹木を専門に生産・販売を行っています。育種家としては一重の筒咲を中心としたツバキらしい「美しい椿」の作出にも取組み、三代に渡り作り出した園芸品種椿は300品種に迫っている。代表的な作出・命名品種:千羽鶴、初音、陣屋の椿、月照など。